コロナにも負けず遠隔医療サービス(テレメディスン)の可能性
コロナにも負けず遠隔医療サービス(テレメディスン)の可能性
(*この記事は2020年3月24日似更新されました)
この記事は
- 遠隔医療(テレメディスン)がどんなものなのかを知りたい方
について記載した記事です。
2020年1月中国の武漢から始まった新型コロナの拡散を機に遠隔医療(テレメディスン)に関して非常に注目度が高まっています。
もともとここのところよく雑誌などでもヘルスケア業界の技術革新の目玉の1つとして取り上げられることが多かった認識ですが、特に私が住んでいるアメリカニューヨークでもここ数年で本当によく聞くようになりましたし、AmazonやGoogleなどの巨大企業も注力し始めているサービスです。
そもそも遠隔医療(テレメディスン)とは?
遠隔医療とはその名の通り、インターネット等の通信環境を介して医者と患者をつなぎ診療、処方などを行う仕組みであり、今後5G等の技術革新・導入によって伝達できる情報量が増加することに伴い、実現可能になってきた医療サービスの形態をいいます。
遠隔医療の形式としては2種類あり、リアルタイムで診療を受けることができる形式とX線写真等で信号データを介して診療する形式とあり、診療を受ける内容次第で使い分けられるようです。
遠隔医療のメリット
想像に難しくは無いかと思いますが、これまで患者が病院に出向いて、病院の中で順番を待って診察を受けて処方箋をもらうといった一連の工程が全て遠隔で行えることになるので
- 具合が悪い場合に病院に行かなくても医療サービスが受けられる
- 僻地などに住んでいる方でも医療サービスが受けられる
- ヒトヒト感染のリスクなどを低減しながら医療サービスが受けられる
などと行ったメリットを享受することが出来ます。
遠隔医療により大きく恩恵を受ける診療科
技術の進歩により今後どんどん難易度の高い診療もできるようになってくるとは思いますが、現時点主に内科、小児科等の患者の外的な症状を確認して診療を行う診療科、もしくは精神科などが大きく恩恵を受ける診療科のようです。
遠隔医療サービス企業
既にアメリカでは遠隔医療サービスを提供している企業があり、例えばTeladoc(テラドック)と言う企業が現時点本業界における最大手企業のようです。
Teladoc(テラドック)
コロナ感染拡大を受けてトランプ大統領が非常事態宣言を行った際にも遠隔医療の活用、Teladocの活用について言及していました。
他にはAmazonがAmazon Careという社員向けの医療関連サービスを始めていたり、Google、Appleなどもヘルスケア事業に参入を画策しているようです。
まとめ
規制の観点等から日本や各国においては障壁もあるかもしれませんが、医療の国境をも破壊し、新たな付加価値の創出できるであろうサービスであると思っています。
また、否が応でも今後間違いなく大きく拡充していく業界であり、幸か不幸か今回のコロナ感染騒動と加速度的な技術革新に相まってアメリカ以外の国でも浸透していく可能性は十分あるでしょうし、技術的な観点からも非常に興味深い業界です。
K
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