【独学英会話】英語学習時に英会話で脳が疲れる感覚は筋トレと同じで良い現象
英会話で脳が疲れる感覚は筋トレと同じで良い現象です
(この記事は2020年4月9日に記載されました)
この記事は
- TOEICのスコアがおおよそ500以上で英会話をある程度やっている方
- 英語学習に慣れてきて徐々に英会話を開始して脳みそが疲れると感じる方
- とにかく英語が話せるようになりたい方
に向けて記載した記事です。
TOEICスコアが500以上になってきて英会話を徐々に開始して、長時間英語で話をしていると明確に「脳が疲れる」という感覚になることがよくあります。
TOEICスコアアップ等に関して興味がある方は以下おすすめ本の記事も記載していますので参考にしてみてください。
これに関しては私自身も昔はよく感じていた現象で、脳が一度疲れてしまうと英語をシャットアウトしてしまっていましたが、現在はそういったことはほとんどなくなりました。
ただ、この脳が疲れるという感覚は良い感じに負荷が掛かっている結果そうなるわけなので英語習得の観点で言えば非常に良い事なのです。
英会話で脳が疲れるという感覚
英会話で長い時間(英会話だと30分でも疲れることはある)日本語を使わない環境にあると、脳みそが疲れてしまい、その後何も考えることができなくなるといった現象があるかと思います。
これは新しい言語を学ぶ時には大抵の人に起こる感覚であり、筋トレやスポーツなどと一緒で負荷の度合いとして適切に掛かっているという証拠だと思います。
英語学習者に限らず、私の友人で日本語が非母語のアメリカ人でも、日本語を使っていると脳みそが疲れるからといって、徐々に会話が英語と日本語のちゃんぽんになって、最終的に英語のみで会話しているなんてことがよくあります。
母語である日本語と非母語である英語の解釈プロセスの違い
こう感じる理由はいくつかあると思うのですが、大人になってから英語を習得する場合基本的に英語で話をする時には
1.言いたいことを日本語で考える
↓
2.日本語で文章を組み立てる
↓
3.英語の文法を大まかに組み立てる
↓
4.適切な単語を考える
↓
5.口から言葉を発する
という順を脳内で経ると思います。プロセスの速度は速くなるものの、私は今でもこの順を追って英語を話しているということを自覚しています。
日本語であれば1→2の後に5がくると思うのですが、非母語の場合は3と4は余程卓越したレベルに達しない限りこのプロセスを経ると思います。
これが何回も繰り返さえることによって脳を余計に使って疲れたという感覚になってきます。
疲れを感じる状況
英語学習や英会話において疲れを感じやすい状況とはどんな状況なのでしょうか。
最近でこそ1日中英語で話をしていても疲れたという感覚にはならなくなりましたが、まだ疲れを感じていた当時は大体以下の順序の負荷レベルだったと思います。
レベル1:英語で自主学習(TOEICのリスニングや単語学習、独り言英会話)
レベル2:英語が非母語の人との1対1のオンライン英会話(フィリピン人の先生等)
レベル3:ネイティブスピーカーとの1対1のオンライン英会話
レベル4:英語が非母語の人との1対1での対面での英会話
レベル5:ネイティブスピーカーとの1対1での対面での英会話
レベル6:複数人でオフィスなどでのミーティング
レベル7:複数人でバー・レストランなどでのランダムな会話
レベル1に関しては言わずもがなですが、まずオンライン英会話が軽負荷な理由は顔が見えてるとはいえ、最悪アルクなどで調べることが出来るので、なんとか会話をつなぐことができます。
ただレベル3、4になるとパッとググったり等はできなくなるので、頼れるのは基本的に自分の脳だけになります。
また、複数人になると今度はよりインタラクティブな会話になり、相手は基本自分の事を待ってはくれないので、自分でカット・インして会話に割り込んだりする必要があります。かつ、話だし等は複数人から注目を浴び会話のペースを乱さないように話すため、負荷度合いはぐんと上がります。
そして負荷MAXなのはうるさいバーやレストランのそもそも聞き取りづらい状況下で、話題に制限がない複数人の会話です。
ビジネスであればある程度使う言葉が絞り込まれるので何とかなりますが、日常会話程難しいトピックは有りません。(家族のことから趣味、仕事、友人関係、生い立ちなどかなり多岐に渡ります)
ちなみにですが、私はTOEIC800以上取った後でもレベル6や7で脳が非常に疲れて、英語を話したくなくなるといった状況は幾度となく有りました。
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英語学習や英会話で疲れを感じなくなる為には
こればかりは慣れる事が最短です。筋トレと一緒なのでとにかく脳を疲れさせて回復させてを繰り返すことで徐々に疲れなくなってきます。
いわゆるサイヤ人が死の淵まで追い込まれて回復すると一段強くなるといったそんな感じだと思います。
今でも時々仕事で長い休みを経て英語を話さない期間が続いたりすると、休み明けは英語を忘れてしまっていてすぐに脳が疲れるなんてことも時々あったりします。
まとめ
繰り返しになりますが、英会話で脳が疲れるという感覚は、ある種次のレベルにステップアップするための過程だったりするので、英語習得を早めるために積極的に脳が疲れる環境に飛び込んで鍛えるということも1つ有効な手段だと思います。
K
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