K life in NY

ニューヨークでのTipsなど全般、趣味の海外旅行や写真、米国株投資ネタ

【独学英会話】ビジネス英会話でネイティブスピーカーとのちょっと気を使った言い回し・表現

ネイティブスピーカーとのちょっと気を使った言い回し

f:id:knewyorklife:20200328133749j:plain

(*この記事は2020年3月27日に記載されました)

この記事は

 

  • より自然な英会話、相手に気を表現を知りたい方
  • とにかく英語が話せるようになりたい方

 

に向けた記事です。

 

特にビジネスのシーンなどでネイティブスピーカーと話をする際にやってしまいがちなこととして表現が直接的になってしまって少々不躾な感じに写ってしまうということがあったりします。

 

 

アメリカで仕事するまで気づかなかった誤解

皆さんはどうかはわかりませんが、私は学生の時や、社会人になってからもアメリカで仕事をする前は

 

アメリカ人の印象

  • 直球であまり気を遣わず、直接的な表現をする

 

日本人の印象

  • 裏表を使い分けて気を遣いながら遠回しな表現をする

 

なんてよく聞いていましたが、私自身実際アメリカで仕事をし始めて

 

「実際のところそうでもない」

 

と感じているのが正直なところです。

 

アメリカは世界一多民族国家で様々な文化背景が入り混じった国というのもあるのかもしれませんが、正直日本の昭和っぽい伝統的な会社やコンサル系のオラオラな会社等にある日々の風景の方がよっぽど直球であまり気を使わず、直接的な表現をすると思います。

 

どちらかと言えば褒めて育てる文化だったりもするので、とある物事の”悪い”一面が見えたとしても、そこはあえて気を使ってその悪い点を補わせるような言い方だったり言葉の使い方というのがコミュニケーションの品格を上げる重要な要素として必要になってきます。

 

そういったポイントを踏まえた上で私がアメリカにきて覚えたちょっと気使った言い回しを紹介します。

 

気を遣った英会話の表現

f:id:knewyorklife:20200328133944j:plain

直接的な疑問形は少しオブラートに包んで使う

友達や同僚等と砕けた話をする時はあまり気にする必要は無いですが、例えば上司、部下、取引先の方等に対していきなり疑問形で

 

Did you see the email that I sent you 2 days ago?

私が2日前に送ったメールを見ましたか?

 

みたいな表現はちょっと直接的に感じられ、聞いてる内容、言い方や受け取り手によってはプレッシャーを掛けてるように感じられてしまうことがあります。

 

こういった場合は

 

Did you have a chance to see the email that I sent you 2 days ago?

私が2日前に送ったメールを見ることができるチャンスがありましたか?

 

といった感じの表現にすると少し言い方がマイルドになります。

あとは

 

When do you finish this task?

いつこの仕事はいつ終わりますか?

 

これも

 

Do you have any sense when you finish this task?

この仕事がいつ終わるか検討がつきますか?

 

というような感じで何かを聞く場合にいきなり疑問文をぶつけるのではなく、「Do you have a chance  + 聞きたいこと」とか「Do you think とか Do you know + 疑問詞疑問文 」といった表現に一工夫すると相手に対してもリスペクトした雰囲気が出ます。

 

Mustは 0.2%、Have toは 3%、Shouldは 5%くらいの出現率

中学校の助動詞の勉強で必ず出てきますが、ぶっちゃけMustの出現率は実際のビジネスの会話ではほぼ出てきません。

 

よほど経営者などが社員全員に対して強いメッセージ性を持った想いを伝えたいとか、プレゼンテーションの場で「私達は死んでもやり遂げる!!!」みたいな事をいう場面でない限り使わないと思います。

 

You must do this within today.

あなたはこれを今日中にしなければいけない

 

言えないことは無いですが、ちょっと強すぎます。

 

You should do this within today.

 

という感じで "Should" にとどめるか、もう少し緩く言うなら

 

It would be great if you do this within today.

あなたが今日中にこれをやってくれたら助かる

 

みたいな感じでしょうか。前述の通り褒めて育てる文化なので、時々あるような「絶対これ今日中に終わらせろよ」みたいな言い方は少し稀です。

 

Have to は Must に比べたら出現率は高いですが、そこそこ強くフィードバックをする時とかに使うことが多い気がします。

 

ビジネス現場で即効で使える 非ネイティブエリート最強英語フレーズ550

ビジネス現場で即効で使える 非ネイティブエリート最強英語フレーズ550

  • 作者:岡田 兵吾
  • 発売日: 2019/09/05
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

教科書的な否定形は使わない

教科書とかでは否定形の勉強をすると思いますが、いきなり Don't do that! みたいにいきなり否定する単語で始めたりなんてほぼしませんし、ましてや Mustn't なんてアメリカに来て一度も聞いたことありません。

 

例えば

 

Don't touch anything!

何にも触らないでください!(というかもはや触るな!!!くらいの勢い)

 

とかなら

 

It's not possible to touch anything. 

It's prohibited to touch anything.

何にも触ることはできません。

 

You can't touch anything.

あなたは何にも触ることができません。

 

という表現の方が自然で気を遣った表現かと思います。

 

Thank youはとりあえず言っておく

これ自体は表現そのもので気を遣うというよりは、姿勢や習慣に近い話なのかもしれませんが、やはりThank youの一言が言える言えないでかなり反応が変わります。

 

日本でももちろん「ありがとう」ということは言える方が良いのは当たり前なのですが、日本のそれ以上にポジティブな効果を発揮すると思います。

 

何かをお願いするとき、承諾してもらったときであったり、承諾してもらえなかったときですら、とにかくThank youという一言は重要だと思います。

 

例えばマクドナルドなどに行ってオーダーをする時でも、空港カウンターでチェックインする時でも、Thank you の一言があるとないとでは明らかに相手の対応が変わることが多いと感じます。(もちろん人にもよりますけど)

 

まとめ

f:id:knewyorklife:20200328134031j:plain

そこまで多様な表現を紹介するに至りませんでしたが、そこそこ長くなってしまいました。ただ、こういった少し表現を変えるだけで相手に与える印象はかなり変わります。

 

それは気持ちよく話を聞いてもらえるという意味でも、教養があると見なしてもらえるという意味でもです。

 

K

↓ポチッと応援よろしくおねがいします!!!!ありがとうございます!!!

にほんブログ村 英語ブログへ
にほんブログ村