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【独学英会話】TOEIC300から英語ができる!と実感するまでの道のり

英語が話せるようになったと実感するところまでのロードマップ

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(*この記事は2020年1月24日に更新されました)

本日は英語が話せるようになったと実感する事がどういうことなのか?

また、そうなるまでにはどうしていくことが良いのか?私の実体験をお伝えしますので、参考にしていただけると幸いです。

 

ここでお伝えすることが必ずしも万人にとっての解になるとも思っていませんが、皆さんの英語学習の力添えができればと思います。

 

 

英語が話せるってどういうことか?

そもそも”英語が話せるようになった”と自分自身で実感するというのはどういう感覚なのでしょうか。

 

私はアメリカに来て以降英語の勉強は勉強としては継続していませんが、2011年から約4年程、外資コンサルで仕事をしながらも英語学習に真剣に取り組みを続けて、2020年現在では”英語が話せるようになった”と実感しています。

 

正確にはアメリカに来る前の2015年から2016年くらいの時点で中国、フランス、イギリス等で仕事をしており、他国の同僚との会話を通じてその時には既に”英語を話せる実感”はありました。

 

ただし、私が英語の文法を全て熟知し、時制等の表現を一言一句間違わずにアウトプット出来ているかというとそれはノーだと思います。(自慢できないですが、今もです)

 

とはいえ、文法や時制表現が少しおかしくてもアメリカの大学に留学していた同僚や私よりも先んじてアメリカに駐在していた先輩、中国やフランス人の英語が話せる同僚よりも流暢でキレイな英語を発音できると自負しており、実際アメリカ人の同僚からもそのように言われますし、何より日本語とそう遠く劣らないスピード感で会話できます。

 

自身が何を目指してどうなりたいかによりけりではありますが、私は別に翻訳家や同時通訳者になりたかったわけではないので、自分の言いたいことを論理的にかつタイムリーに口からアウトプット出来て、それが仕事の相手であるネイティブスピーカーに理解されて、日本語と同じスピード感で英語での会話が成立すれば、それが”英語が話せるようになったと実感出来る”事の定義だったわけです。

 

日本人の完璧主義なところは海外では色んな側面で見れるのですが、こと英語に関しても同じで、全てが完璧じゃないと英語が話せると言わない人は多いと思います。

 

率直にいって文法や時制が間違って出てしまったことをいちいち気にする相手はいません。その間違いで認識が齟齬りそうな場合は相手も「ん?どゆこと?」って聞き返してきます。

 

ゆえ、ご自身が通訳や翻訳家になることがゴールではないのだとすると文法や時制が少しくらい間違っていようが、少し考えながら日本語と同じスピードで話せなくても英語を話せると自信を持って良いと思います。

 

私が英語が話せると実感できるようになるまでのロードマップ

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人によるかも知れませんが、英語が話せると実感出来るまでにはそれぞれ段階があり、私の場合はTOEIC 700を超えるまでが一つ最初の大きな山でした。

 

第一段階:TOEIC300点台→700点(英語話せる実感全く無し)

やったこと:

  • TOEIC対策・受験(ほぼ毎月)

 

スタート時点がTOEIC300点台という非常に恥ずかしいもので、英会話どころか中学生の英語ですら危うい感じでした。

 

何故か決意して一人で行ったイギリスでは、ほとんど何も喋れず、冗談抜きに「My name is XXX. Nice to meet you.」で精一杯でした。

(そりゃイギリス人に騙されてお金も取られますよね。笑)

あれはあれで英語学習を真剣に始めるきっかけにもなったので、すごく良かったですが。

 

イギリスから帰ってきて、英会話をやらにゃいかんとフィリピン英語の無料レッスンを試してみたものの、あまりにも何も話せず、冷や汗だらだらかきながら25分過ごしたのを覚えています。

 

この経験からこの時はとにかくまずはTOEICのスコアを上げるということで約2年から3年程掛けてTOEIC対策に集中し、スコアを700点台まで上げるように努力しました。

 

具体的にやった内容は終始TOEIC対策です。毎月のようにTOEICを受験し、とにかくスコアを上げるようにしました。

 

色々と対策本などあると思うのでご自身にあったものを選んで頂くのが一番良いとは思いますが、参考までに私が使っていたものも紹介させていただきます。

 

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非常に有名かつ定番的なものですが、ロバート・ヒルキの対策本とTOEIC公式問題集です。正直対策本はこれ以外にも山のように購入してやっていたので、後々紹介させていただければと思いますが、この2つが一番やったと思います。

 

まず平日はロバート・ヒルキの本をひたすら通勤電車の中で読み、休日に公式問題集を時間を計測して繰り返し解く練習をしました。

 

テクニックを磨くという側面もありますが、ここで養う瞬発力は後々英会話の瞬発力にもつながると思います。

 

第二段階:TOEIC700→800点台、英会話集中(徐々に話せるようになる)

やったこと:

  • オンライン英会話週2回くらい(DMM等)
  • ネイティブスピーカー英会話週2回(シェーン等)
  • TOEIC対策・受験(ほぼ毎月)

 

TOEIC700あたりを超えてくると徐々にですが、英語で言葉のキャッチボールが出来始めるようになると思います。

 

ただ、未だこの段階では英語が話せる実感には程遠かったです。

この年あたりでは確かフランスとイタリアに旅行に行った記憶がありますが、ホテルのチェックイン、レストランの注文くらいが徐々に出来始めた頃で支払いの時に「May I have a check please?」とかそんな感じの事がようやく口から出てくるくらいでした。

 

この時期はとにかく700から800にスコアを上げるのに苦労していました。ただ、流石にTOEIC対策だけでは飽きてしまっていたので、英会話学校に通い始めたりしました。

 

私は結構色んなスクールを見に行って通ったり(ベルリッツやGABA、ECC等)、オンライン英会話をやったりと色々試しましたが、イギリス英語のちょっとハイソな感じの発音がすごく好きだったので、シェーン英会話教室に週2回通っていました。

 

シェーンだけだと流石に時間的にも金銭的にも毎日通うのは難しかったので、これに加えて安価に始められるDMM英会話で自宅から更に週2回程短時間で英会話をやっていました。

 

 

私はジュード・ローやヒュー・グラント、グウィネスパルトロウが好きで、イギリス英語への明確な憧れがあったのでシェーンを選びましたが、皆さんにあった英会話教室を選ぶのが良いと思います。(別で紹介しますが、実際これ以外にも何箇所か通いました)

 

第三段階:TOEIC800点台→海外で仕事ができ、900点台(話せる実感あり)

やったこと:

  • オンライン英会話毎日(DMM等)
  • ネイティブスピーカー英会話週1〜2回(シェーン等)
  • 単語・熟語学習
  • 文法学習
  • TOEIC対策・受験(2ヶ月1回程度)

 

2011年から勉強を初めてここまでで大体4年ほどでしょうか。外資コンサルを辞めて転職した先で初めてグローバルプロジェクトを任せていただき、海外事業の現地メンバーと多く関わることが出来るようになり、日常的に英語でのコミュニケーションを仕事でするようになりました。

 

こうなってくるとそもそも嫌でも英語を使うようになるので、完全に切っても切り離せない状態になります。

 

ただし、この時もTOEICの勉強も英会話もずっと続けていました。というのも1週間サボったりすると脳みそがリセットされてしまい、完全に日本語脳に戻るため、仕事でキャッチアップできなくなってきます。

 

まだまだ英語へのトランジションが中途半端な状況なので、英語脳をキープするために引き続き勉強は毎日では無いものの続けていました。

 

この時は既にミーティングも英語で自分が会話をリードできるようになるまでになってましたし、冗談を言えるレベルにもなっていましたが、更に表現の幅を広げる、とか更にTOEICでハイスコアを狙うというところから単語学習と文法を更に追加でやっていました。

 

ここまでくると海外旅行に行っても現地の人とも楽しく話ができ、リアルな情報を会話の中から得られたり等、色々実益を感じられるようになってきていました。 

 

 

いかがでしたでしょうか。本日はちょっと長くなってしまいましたが、私が実際にTOEIC300点台から現在に至るまでのロードマップということで実践していた事を紹介させていただきました。

 

これが正解では無いですが、一つの事例として参考にしていただければと思います。

 

K

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