ニューヨーク(マンハッタン)観光での交通手段
ニューヨーク観光での交通手段
(*この記事は2020年2月8日に更新されました)
この記事は
- ニューヨーク(マンハッタン)観光の際の交通手段について知りたい方
に向けた記事です。
ニューヨークに観光などで来た時にどのような交通手段を使ってマンハッタン島内を移動するのが良いかをまとめています。
実際タイミングや行きたい場所によって使う交通手段は変わったりもするのですが、その辺りも含めて説明できればと思います。
初めてのニューヨーク滞在でなかなか右も左もわからない状態での移動はドキドキするものなので、是非ともこのページで予習していただければと思います。
結論
結論だけ先にお伝えしておくと、一人旅や大学生で友達とニューヨークに来たりしていてお金を少しセーブしたいと考えている方であれば ”Citibike” を利用するのが良いと思います。
年配の方や家族が多い方であまり細々迷ったりしたくないという方で広範囲の距離を移動するのであれば、”Uber” が良いと思います。
とはいえ、それぞれ移動手段によって特徴がありますので、その辺りも踏まえてそれぞれ説明させていただきます。
交通手段の種類
まず交通手段の種類ですが、これはいくつかありまして簡単にまとめると
といった感じです。
タクシーは現金、クレカ両方利用できます。ウーバーに関しては事前にアプリのダウンロード、及びクレカの紐付け作業が必要。
また、タクシーとウーバーに関してはチップを料金に乗せたりするので表示金額よりも更に割高になる点は考慮しておいてください。
そして地下鉄は現金、クレカどちらでも利用可。
Citibikeはクレカでの利用のみ可能で市営バスについては事前にメトロカードを購入してチャージしておかないと乗れません。
というのが全体感になります。
イエローキャブ(Yellow Cab)
言わずもがなニューヨークの象徴的な乗り物であるイエローキャブです。薄グリーンキャブも時々見かけますが、イエローキャブが大半ですね。
比較的お手軽に使えるのですが、英語利用が必須で行き先を自分で英語で説明しないといけないという観点から利便性は高いものの、おすすめ度は4としています。
ただし、英語で現地の人とコミュニケーションを取ることに全く抵抗感のない方とJFK空港からマンハッタンに向かう時だけに関して言えば、イエローキャブは最適な選択になると思います。
むしろ英語力の力試しという意味では敢えて使うのはありかもしれませんね。
近年UberやLyftといった配車サービスの利便性に押されている感はありますが、まだまだマンハッタンでは多く見かけます。
乗り方は日本と同じでシンプルで手を上げてタクシーを停め、ドアを開けて乗り込んで行き先を告げます。
支払う際は タクシーに備え付けのクレジットカードターミナルで支払うか、現金を渡して出ます。「Thank you」など一言言って下車するのが礼儀です。
タクシードライバーは比較的中東系、インド系、アフリカ系の方が多く、英語の発音が日本人には聞き取りづらかったりするので、英語が苦手な方はGoogle Map等で行き先を用意しておいた方が良いかもしれませんね。
Uber(ウーバー)
最近はイエローキャブよりもメジャーになりました。非常に便利です。
というのも一度携帯にアプリをダウンロードし、クレジットカードの登録をしてしまえば、後は行き先を入力し、車が来るのを待って「Hello」程度の英語で行き先まで連れて行ってくれます。
時々話好きな運転手もいますが、基本的には無言でも大丈夫なので英語が苦手という方にはおすすめです。
しかも相場的にはイエローキャブよりも安いです。
こんな感じでGoogle Mapの要領で入力すると、事前に料金が表示されるので簡単に使えます。
マンハッタンの中であれば割と深夜遅くでも簡単に捕まるので非常に便利です。
副業としてウーバーの運転手をやっている方が多いようで時々エリートサラリーマンをやってる人が暇だからやってるなんてこともあります。
運転手をやってる方の人種は様々なので話をしたければ、みんな話し好きなので英語の力試しももちろんできますし、黙って目的地まで行きたい方はそれでも全然OKです。
Citi bike(シティバイク)
個人的に天気が良くて手軽にスイスイマンハッタンを周る人には一番オススメなのがこのシティバイクです。
約10ドル程で24時間乗り放題なので、好きな時に乗れて待ち時間もほとんどないので一番効率的です。
1回あたり30分乗れて一度戻して5分待つと再度利用できるようになります。
マンハッタン内であれば大体30分以内でメジャーな拠点間は移動できるので、30分を超えて使うことはそんなに無いと思います。
こんな感じのスタンドが、自転車の停めてある脇に立っており、ここでクレジットカードを挿入すると、パスワード書かれた紙が発行され、それを自転車が停まってるスタンドのボタンで打ち込むとロックが解除されて自転車に乗れるようになります。
(もちろん課金されるのは最初の一回のみ)
以下が利用時の説明になります。
このスタンドがどこにあるかもアプリで参照可能なので非常に便利です。
https://www.citibikenyc.com/text-me-the-app?_branch_match_id=742453619103751842
注意点は乗り終わった際にドックにきちんとガチャンとハマってピピッという音がして、自転車ドックのライトが緑に変わったかを確認してください。
乗りっぱなしの状態になってしまい、後から高額請求なんてことになることもあるので。
地下鉄(NYC MTA)
地下鉄も安価に使える移動手段です。1回あたり3ドルかかるのであまり乗りすぎると高くつきますが、気軽に乗れるのと夜遅くなっても電車はあるので便利です。
非常に汚いので一見乗ることをためらいますが、実際夜に乗っててもそんなに危ない目に合うことは無いと思います。
1回券で買うでも良いですが、何回も乗ることがわかっているようであれば黄色のメトロカードを購入するでも良いかもしれません。
駅の券売機でクレジットカードを挿入すると買うことが出来ます。
ZIP Code(郵便番号)を聞かれることがありますが、そこは適当に11111でも5桁の番号を入れておけば大丈夫だと思います。
ニューヨークの地下鉄はかなり汚いので、治安が悪いのでは?なんて思いがちですが、治安レベルで言ったら東京の地下鉄とさほど変わり有りません。
(まあ銀座線の駅なんかもお世辞にもきれいとは言えないですしね)
時々喧嘩している人とかいますが、基本的には何も無いです。
(ヨーロッパの地下鉄の方が軽犯罪の温床になっているので治安は悪いです)
ただ、少し気をつけないといけないのはヤンキースタジアムのあるBronx付近に行く際には途中駅では絶対降りないようにしてください。
地下鉄に乗っていると駅を追うごとに雰囲気が変わることに気づくと思いますが、Bronxはニューヨークの中では比較的治安の悪いエリアで犯罪がよく起きている地域です。
市営バス
市営バスはこの中では比較的難易度が高い為、あまり乗ることはおすすめしません。
最近はGoogle Mapにもバスの時刻表とかが出てくるので乗りやすくなりましたが、基本的にメトロカードが必要で、バスに乗り口でメトロカードを機械に挿入して乗ります。
1回、2回であれば、「あ、カード忘れた」って言えば無賃乗車することも可能です。笑
バスマップを以下のサイトからダウンロードすることは可能ですので、市営バスを利用する際には活用してみてください。
NY市営バスマップのサイト
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ごみごみした場所が多いのでコンパクトなCitibikeを利用するのが割とおすすめではありますが、天候などにより自転車が難しい場合は、ウーバーや地下鉄などを組み合わせて移動することになるのが現実的かとは思います。
一見Citibikeは乗るのに敷居が高そうな気もしますが、一度1Day passを買ってしまえば後はかなり柔軟に利用できるので是非ともチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
K
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