【ドイツ旅行】ロマンチック街道観光で隠れたおすすめはハイデルベルク
ドイツのロマンチック街道観光で隠れたおすすめはハイデルベルク
(*この記事は2020年2月15日に更新されました)
この記事は
ロマンチック街道に旅行の予定があるが、どの街によるのが良いか悩んでる方
ハイデルベルクという街を聞いた事があるが、どんなところか知りたい方
に向けた記事です。
ハイデルベルク。ロマンチック街道の街々の中でもローテンブルクやフュッセンと言った一番最初に名前が挙がる街よりは少しマイナーではありますが、それらの街と同等にハイデルベルクは立ち寄るに値する素晴らしい街だと思います。
行ったところ
フランクフルトから比較的近い場所にあり、電車でも車でも約1時間のところに位置しています。
また、ローテンブルクからも比較的近いので、ロマンチック街道の旅行をする際にフランクフルトとローテンブルクの間の旅程としてハイデルベルクに立ち寄るのが効率的なルートになるかと思います。
ちょっと小さいですが、左上がフランクフルト、左下がハイデルベルクで右下がローテンブルクになります。
ドイツ国鉄のホームページから行き先に”Heidelberg Hbf”と入力すると検索することが出来まして、約1時間の移動で€20〜30前後のようです。
街そのものは非常にコンパクトで1日あればまんべんなく周ることができ、十分楽しめます。
駅を降りるとこのような巨大なオブジェ?がいます。
ハイデルベルク城
なんと言ってもハイデルベルクのシンボルと言えば、このハイデルベルク城になります。
高台からこのようにハイデルベルクの街が一望できます。前述の通りハイデルベルクは大きな街ではないので、山も川も含めて街全体が見渡せます。
城内は一見すると廃墟のようなあまり過剰な補修が入っておらず、現存している状態を保持しているだけと言った印象です。
ただ、この状態が非常に味わい深いというか、造られていない純粋な経年劣化のありのままの姿を残していてこれはこれで非常に魅力的です。
ハイデルベルク大学
ドイツ最古の大学の1つと言われており、学生牢というお仕置き部屋のようななんだかちょっと怖い感じの施設がある大学でハイデルベルクの観光スポットの一つになっています。
学生牢とは言いつつも、実は監禁された学生達は勲章かのように自身の影絵を描いて、その監禁生活を楽しんでいたと言われているようです。
まあこれを見るとちょっとゾクッとしてしまうのですが、楽しんでいたということなのでしょう。
カールテオドール橋とブルッケン・アッフェ
ネッカー川に掛かる橋で非常に街の雰囲気に馴染んだ橋です。
橋の入口にはブルッケン・アッフェと言われる猿のような銅像?が立っていました。
実はこの猿の顔の部分が空洞になっており、皆さん顔を突っ込んで写真を撮影していました。
旧市街
フランクフルトなどと比較するとかなり印象が違います。ハイデルベルクは古くからの建物や景観などをかなり残しており、いわゆる京都や奈良のような感じの雰囲気があります。
まとめ
滞在に際しては日帰り〜1泊2日といった感じで短期の滞在でも十分回れるサイズの街なので、主要拠点間(例えばフランクフルトとどこかの街等)を移動する際に立ち寄るのが良いかなと思います。
昔の景観をそのまま残しており、過度に補修していない感じが逆にノスタルジックな雰囲気をより醸し出しており、文字通り絵本の中に入ったような感覚になる街でした。
K