K life in NY

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アメリカで仕事する為に知っておくべき事、必要な心構え

アメリカと日本のビジネスカルチャーは全く違うので、立場を踏まえた上でうまく立ち回るべきです

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(*この記事は2020年1月30日に更新されました)

この記事は

 

  • アメリカで仕事をしたいと考えてる人
  • アメリカで仕事をし始めたが行き詰まってる人

 

に向けた記事です。

 

アメリカで仕事をしたいと考えている方は少なくないと思います。

自身のキャリアを描く上で、アメリカで仕事をした経験があれば、それだけハクが付きますし自信も確実につくと思います。

 

一方で夢叶ってアメリカで働きはじめてみたものの、なかなか環境に馴染めずしっぽを巻いて戻ってしまうといったケースもかなり多いということを聞きます。

 

そんなわけでアメリカで仕事をするための心構えや大切な考え方を共有できればと思います。

 

 

結論、アメリカでうまく働く為には自分の立ち位置、アメリカ社会、アメリカ人(だけではないですが)のビジネスカルチャーへの理解とそれに伴い、行動や考え方を柔軟に最適化することが重要だと思います。

 

ビジネスカルチャーの違い

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圧倒的に違うと思います。

 

もし旧来型の日本企業の働き方を重んじる会社の方で、そのやり方をつらぬこうとしたら確実に行き詰まるか、周りから傲慢な人だと煙たがられると思います。

 

そのくらい日本をはじめとした東アジアのビジネスカルチャーとアメリカのカルチャーは違います。

 

近年では外資系企業を中心に下記のような考え方が浸透してきていますが、まだまだ改善せずに残っているものもあると思います。

  • 年功序列撤廃
  • ダイバーシティ
  • ワークライフバランス 

 

例えば最初の年功序列やダイバーシティに関してですが、アメリカでは年齢はただの数字としか認識せず、そもそも面接などで年齢を聞くのはNGです。

 

その他も”女性で妊娠するかも知れない”という理由で抜擢しないことなどもNGですし、例えば特定の女性に対して”今日もかわいいね”みたいな女性を意識したような発言等も告訴されて数千万、数億という損害賠償につながるリスクなどもあります。

性の趣向性(LGBT)についても差別的な事は絶対にNGです。

 

ワークライフバランスに関しても、仕事が終わってなかろうが、プライベートを大事にするので、よほどじゃない限りは定時には帰宅します。

また、会社への帰属意識は日本のようになく、気に入らないことがあれば、転職もキャリアアップの一つとして当たり前のようにします。

 

また、こういった考え方も日本社会には根強くあるものだと思いますが、アメリカで仕事をする上では見直すべきポイントです。

  • 完璧主義
  • 団体主義
  • 儒教による先人への敬い

 

全員がそういうわけではないですが、全ての条件が揃わないと先に進まないという日本人的な考え方は通用しません。

 

団体主義についてもみんな黒のスーツを着てなんてことはしないです。個人主義、個人プレーで各自成果を挙げるようにしています。

 

先人の知恵を敬い、そのまま適用するという儒教の考え方はそれがベストだと思わない限りは他のやり方を考え、主張し、創意工夫してやり方を変えていきます。

 

 

 

具体的な仕事の進め方の違いの事例

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具体的にどのような感じで違うのかいくつか事例を記載してみたいと思います。

わたしはデスクワーク中心の仕事なので、あくまでデスクワークの限りにおいてという理解で見てください。

 

決められた範囲外の事はやらない

日本的な考え方だと仕事の範囲を広げて仕事をして、仮に苦労したとしても広げた範囲も含めて、そこそこ成果を出せれば評価されるし、逆に線引をしてこれ以上はやりませんという姿勢だと評価されない傾向にあると思いますが、アメリカではJob descriptionの中で定義された成果を確実に挙げることだけに注力します。

 

なので手広く3つのことをやって全てが50%ずつの成果を挙げることより、選択と集中というか、1つのことを100%達成しようとします。

 

クローズドなコミュニケーションが好まれる

フェイスツーフェイスのミーティングよりもメール、SMS、チャット等を使って結論を急ぐ傾向にあるのと、メールで関係者全員CCに入れるみたいなことはあまり好まれません。

日本にあるような根回しみたいなこともあります。

 

直球なダメ出しをする上司はダメ

仮にご自身が上司の場合、「だからお前はダメなんだ」みたいなフィードバックはNGです。

 

アメリカの教育文化は叩き上げて育てるみたいな思想は基本的に無いので、叩けば叩くほどモチベーションが下がります。

 

先ずは良いところを褒める。そして改善すべきポイントを「ダメだ」とは言わずに「こうすると良くなる」という形でフィードバックする必要があります。

 

連携プレーみたいなものは苦手 

個を重んじる文化なので、自分の成果の為に各々どんどん進んでいきます。

いい面と悪い面があり、あまり連携せずに進んでいく傾向があるので、スピードは速いのですが、後で「なんでこんなに擦り合ってないんだ!?」みたいなことはよく起きます。

手戻りリスクがあっても先ずは進めるっていうのと、スピードを重視するあまり全体最適みたいな意識は薄い傾向にあります。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。ご自身がどんな形で関わるかによって多少差異はあるものの、日本とアメリカで仕事上どのくらい差があって、どんなポイントを意識しなければいけないのかご理解いただけたかと思います。

 

重要なのは自分の立場を踏まえた上でこれらの違いをどう工夫して互いの良いところをレバレッジするかだと思います。

 

日本人だからと言って意固地になって自分の価値観を相手に押し付けるのも違いますし、多分いきなりアメリカの文化に全て適応するのはかなり至難の業だと思います。

 

K

 

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【独学英会話】文章を1つのかたまりにする”名詞節”は超便利表現

英会話で実際に使えるおすすめ表現”名詞節”

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(*この記事は2020年1月29日に更新されました)

この記事は

 

  • 英会話でネイティブスピーカーが使う実用的な表現を覚えたい人
  • 英会話で単純な表現しか話せないレベルから少しステップアップしたい人

 

に向けた記事です。

 

名詞節と言われる文法が英語にありまして非常に便利な表現、

かつものすごく実際の英会話の場面でも使われるので、

覚えて頂くことをおすすめします。

 

この表現がバリエーションとして加わるだけで、一段表現をステップアップさせることが出来ると思います。

 

 

名詞節とは?

名詞節というのはいわゆる名詞なのですが、その名詞自体が文章で構成されているものになります。

 

例えば、

 I know Amanda.

 わたしはアマンダを知っている

 

という文章があったとして、ここでいうと”Amanda”が目的語の名詞になりますが、この名詞を文章にすることができます。

 

 I know that she is Amanda. 

 わたしは彼女がアマンダだという”こと”を知っている

 

といった感じで that を前につけるだけで ”Amanda””she is Amanda” に変えて表現することが可能です。

 

訳の記載の仕方がちょっと回りくどい感じで書きましたが、この”こと”という部分がミソでして、名詞節を訳す際には ”that S + V””〇〇だということ” のように訳すことが出来ます。

これが名詞節の基本的な使い方です。

 

実際の会話のシーンとかでもかなり使えます。会話してる時に次に自分が何を言いたいのか考えながら"that"を間に入れることで少し間が空くので、そこで次に自分が何を言いたいのか文章の構成をリセット出来ます。

 

ネイティブスピーカーの人達は文章の途中で "that" を休符のように使って、そこで次に言いたいことを考えつつ、話に抑揚を付けて表現しています。

 


どんな使い方があるのか?

f:id:knewyorklife:20200126051203j:plainthat節

前項でも説明しました that 節です。とてもシンプルな使い方が出来る表現で "that" を先頭に付けるだけで "〇〇なだということ"と訳すことが出来ます。

 

 I believe that this is beautiful.

 わたしは”これが美しいこと”を信じている

 

 This selection means that this is the best option.

 この選定の意味は”これがベストであるということ”

 

これを覚えるだけで例えば、

 I believe this. This is beautiful.

とか

 I believe this and this is beautiful.

 

と2文で表現したり、and でつないでいた文章が少しレベルアップしますよね。

 

whether節

この表現も使い方は同じで名詞が置かれる場所の前に"whether"をつけます。ただ、訳し方は"だということ"とは訳さず、"〇〇かどうか"という訳し方をします。

 

次に記載するif節と訳し方は一緒なのですが、whetherは選択肢が二者択一だということです。必ずABのどちらかという感じのニュアンスになります。

 

 I have no idea whether today is fine or cloudy.

 わたしは今日は晴れるか曇りかわからない

 

if節

if節も訳し方としては"〇〇かどうか"なのですが、比較対象がAかBかではなく答えが二者択一でない場合に使います。

 

ネイティブスピーカーと話をしているとwhetherよりも圧倒的にifの方が登場回数は多いです。逆に日本人の人と英語で話をしているとwhetherの方が登場回数が多い気がします。

 

 I have no idea if today is fine.

 わたしは今日は晴れるかわからない

 

関係代名詞what

関係代名詞のwhatも名詞節として使えます。基本的に先行詞thing/thingsを含んでいる為、whatの前に文章がなくても使えます。

 

 What I have to do is to see the sun every day.

 わたしがしないといけないことは毎日太陽を見ること

 

徹底例解ロイヤル英文法 改訂新版

まとめ

f:id:knewyorklife:20200126051653j:plainというように名詞節は一度覚えてしまえば便利ですし、ネイティブスピーカーもよく使う表現なので、会話の理解もスムーズに出来るようになると思います。

 

また、先の記事でも言及しているかと思いますが、何にしてもとにかく会話を上達させるフェーズでは口からアウトプットすることです。

 

www.knewyorklife.com

 

 

アナウンサーがやるような滑舌練習と一緒で口の筋肉が英語をしゃべるモードになっていなければ絶対に自然には口から自然には出てきません。

 

 

なので情報を集めて知識だけ蓄えてそのままにせず、必ず自分で喋って見るようにしてください。

 

K

【独学英会話】関係代名詞はネイティブも超活用の複数の文章をつなげたい時の万能表現

実際の英会話において関係代名詞はすごく使います

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(*この記事は2020年1月25日に更新されました)

この記事は

  • 英語を勉強していてネイティブスピーカーと対等に話せるようになりたい人 
  • 少し英語話せるけど、もう少し実用的な表現等を学びたい人

 

に向けた記事です。

 

関係代名詞。この単語どう感じますか?苦手意識を感じますでしょうか?僕は海外で仕事をし始めるまではすごく苦手でした。

 

確か中学生の時に学校で習った記憶があるのですが、使うのはおろか、文章として聞き取れても頭の中で会話を訳しながら解釈するなんて以ての外ってくらいでした。

ただ、

 

関係代名詞はものすごく日常会話で使われます。

 

これは間違い無いです。今日はそんな関係代名詞の実用性についてご紹介したいと思います。

 

 

そもそも関係代名詞って?

 

関係代名詞とはですが、Wikipediaを調べてみました。

ja.wikipedia.org

 

 who、which、whoseだったり、主格、目的格、所有格等、いわゆる先行詞を説明するために関係代名詞を使うことで接続詞と代名詞の役割を果たしてくれるというやつです。

 

まあもはや読んだところでなんのこっちゃよくわからないというのが苦手意識を持った方の正直な回答かなと思います。私自身も文法用語を使って説明されてもなんのこっちゃよくわかりませんし、英会話をする上で専門用語を記憶している事などほとんど意味を成しません。

(というか外国人は先行詞や関係詞節等、そんな事気にしません)

もちろん受験勉強などには重要ですけどね。

 

 

英会話の最初の頃に文章をつなぐ時によくやるやつ

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すごく簡単な例示をしてみます。私も実際そうだったんですが、複数の関連し合う文章をまとめて説明したい要な場合、例えば・・・

私は友達がいます。彼はりんごを3つ持っています。

 

という日本語の文章に対して、そのまま英訳すると

 

I have a friend. He has three apples.

 

という文章になるかと思います。

でも例えば日本語でこうやって言いたい時はどうしますかね?

 

私は友達がいて、彼はりんごを3つ持っています。

(私はりんごを3つ持っている友達がいます)

 

若干誘導的で意地悪な日本語ですが、私はこういった文章を最初の頃は何も考えずに以下のように話していました。

 

I have a friend and he has three apples. 

 

もちろんこれって間違ってないです。英語のテストならこれで全然良いです。ただですね、このAndでつなぐ行為をあまりにも馬鹿の一つ覚えのように繰り返すと、ちょっと文章が稚拙になるというか、かっこよくないというか。。。

なので、こういう文章を関係代名詞を使って

 

I have a friend who has three apples. 

 

という感じに訳してあげるんです。こうするとちょっと文章がスッキリ、スマートな感じになります。Andで繋ぎすぎると文章がすごく冗長になってしまい、聞いてる方も前の文章を覚えてられなくなります。

 

 

実際の英語の会話ではかなり関係代名詞は使う

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実際プライベートな場所でも仕事の場所でも関係代名詞はすごくよく会話の中で出てきます。

例えば・・・

 

僕の大学時代に一緒にバイトしていた友達のJohnと電話で話をしてて、今度前によく一緒に遊んでいた場所で会う。

 

みたいな文章があった時に

 

I talked with John on the phone who I worked together when we were university students and we will meet the location which we played frequently before.

 

みたいな感じで言ってみたり、

 

先週の売り上げは$200Kで非常に素晴らしかったです。

 

みたいな文章ならば

 

Last week sales result was $200K which was really great.

 

みたいに言ったり。とりあえず関係代名詞(関係副詞含めて)は日常的な会話の中ですごく出てきます。

 

また、この言い方の便利なところは先行詞が来た後に関係代名詞がくると、その先行詞に関連した文章が次に来るという推測が出来るので、会話としても理解しやすくなります。

 

例えば勢いで ”This is something which・・・” みたいに "which" まで言ってしまえば、聞き取り手からするとSomethingに対して関係代名詞を使って詳細な表現をするんだなと推測が出来ますし、語り手(つまりご自身)からしても which までを会話で発している間に which の後に来る文章を考える為の時間稼ぎができます。

 

もちろんいきなり感覚的にこれを使うと言うのはちょっと難しいので訓練が必要ですが、こういった前提を頭に入れながらネイティブスピーカーの会話を注視していると、きっと関係代名詞の登場回数の多さに気づくと思いますし、ご自身でもスムーズに使えるようになると思います。

 

あとは出来るだけ and で文章を繋がないということは頭に常に入れながら話をすることをおすすめします。

 

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ちなみにこの記事の中で関係代名詞という言葉で便宜上説明していますが、実際英語を話す環境下では”関係代名詞が〜”なんてことを意識して固くならずにナチュラルに whoや which を織り交ぜながらうまく練習してみてください。

 

 

話せば話した分だけ絶対に英会話はうまくなりますので。

 

K

【独学英会話】TOEIC300から英語ができる!と実感するまでの道のり

英語が話せるようになったと実感するところまでのロードマップ

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(*この記事は2020年1月24日に更新されました)

本日は英語が話せるようになったと実感する事がどういうことなのか?

また、そうなるまでにはどうしていくことが良いのか?私の実体験をお伝えしますので、参考にしていただけると幸いです。

 

ここでお伝えすることが必ずしも万人にとっての解になるとも思っていませんが、皆さんの英語学習の力添えができればと思います。

 

 

英語が話せるってどういうことか?

そもそも”英語が話せるようになった”と自分自身で実感するというのはどういう感覚なのでしょうか。

 

私はアメリカに来て以降英語の勉強は勉強としては継続していませんが、2011年から約4年程、外資コンサルで仕事をしながらも英語学習に真剣に取り組みを続けて、2020年現在では”英語が話せるようになった”と実感しています。

 

正確にはアメリカに来る前の2015年から2016年くらいの時点で中国、フランス、イギリス等で仕事をしており、他国の同僚との会話を通じてその時には既に”英語を話せる実感”はありました。

 

ただし、私が英語の文法を全て熟知し、時制等の表現を一言一句間違わずにアウトプット出来ているかというとそれはノーだと思います。(自慢できないですが、今もです)

 

とはいえ、文法や時制表現が少しおかしくてもアメリカの大学に留学していた同僚や私よりも先んじてアメリカに駐在していた先輩、中国やフランス人の英語が話せる同僚よりも流暢でキレイな英語を発音できると自負しており、実際アメリカ人の同僚からもそのように言われますし、何より日本語とそう遠く劣らないスピード感で会話できます。

 

自身が何を目指してどうなりたいかによりけりではありますが、私は別に翻訳家や同時通訳者になりたかったわけではないので、自分の言いたいことを論理的にかつタイムリーに口からアウトプット出来て、それが仕事の相手であるネイティブスピーカーに理解されて、日本語と同じスピード感で英語での会話が成立すれば、それが”英語が話せるようになったと実感出来る”事の定義だったわけです。

 

日本人の完璧主義なところは海外では色んな側面で見れるのですが、こと英語に関しても同じで、全てが完璧じゃないと英語が話せると言わない人は多いと思います。

 

率直にいって文法や時制が間違って出てしまったことをいちいち気にする相手はいません。その間違いで認識が齟齬りそうな場合は相手も「ん?どゆこと?」って聞き返してきます。

 

ゆえ、ご自身が通訳や翻訳家になることがゴールではないのだとすると文法や時制が少しくらい間違っていようが、少し考えながら日本語と同じスピードで話せなくても英語を話せると自信を持って良いと思います。

 

私が英語が話せると実感できるようになるまでのロードマップ

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人によるかも知れませんが、英語が話せると実感出来るまでにはそれぞれ段階があり、私の場合はTOEIC 700を超えるまでが一つ最初の大きな山でした。

 

第一段階:TOEIC300点台→700点(英語話せる実感全く無し)

やったこと:

  • TOEIC対策・受験(ほぼ毎月)

 

スタート時点がTOEIC300点台という非常に恥ずかしいもので、英会話どころか中学生の英語ですら危うい感じでした。

 

何故か決意して一人で行ったイギリスでは、ほとんど何も喋れず、冗談抜きに「My name is XXX. Nice to meet you.」で精一杯でした。

(そりゃイギリス人に騙されてお金も取られますよね。笑)

あれはあれで英語学習を真剣に始めるきっかけにもなったので、すごく良かったですが。

 

イギリスから帰ってきて、英会話をやらにゃいかんとフィリピン英語の無料レッスンを試してみたものの、あまりにも何も話せず、冷や汗だらだらかきながら25分過ごしたのを覚えています。

 

この経験からこの時はとにかくまずはTOEICのスコアを上げるということで約2年から3年程掛けてTOEIC対策に集中し、スコアを700点台まで上げるように努力しました。

 

具体的にやった内容は終始TOEIC対策です。毎月のようにTOEICを受験し、とにかくスコアを上げるようにしました。

 

色々と対策本などあると思うのでご自身にあったものを選んで頂くのが一番良いとは思いますが、参考までに私が使っていたものも紹介させていただきます。

 

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非常に有名かつ定番的なものですが、ロバート・ヒルキの対策本とTOEIC公式問題集です。正直対策本はこれ以外にも山のように購入してやっていたので、後々紹介させていただければと思いますが、この2つが一番やったと思います。

 

まず平日はロバート・ヒルキの本をひたすら通勤電車の中で読み、休日に公式問題集を時間を計測して繰り返し解く練習をしました。

 

テクニックを磨くという側面もありますが、ここで養う瞬発力は後々英会話の瞬発力にもつながると思います。

 

第二段階:TOEIC700→800点台、英会話集中(徐々に話せるようになる)

やったこと:

  • オンライン英会話週2回くらい(DMM等)
  • ネイティブスピーカー英会話週2回(シェーン等)
  • TOEIC対策・受験(ほぼ毎月)

 

TOEIC700あたりを超えてくると徐々にですが、英語で言葉のキャッチボールが出来始めるようになると思います。

 

ただ、未だこの段階では英語が話せる実感には程遠かったです。

この年あたりでは確かフランスとイタリアに旅行に行った記憶がありますが、ホテルのチェックイン、レストランの注文くらいが徐々に出来始めた頃で支払いの時に「May I have a check please?」とかそんな感じの事がようやく口から出てくるくらいでした。

 

この時期はとにかく700から800にスコアを上げるのに苦労していました。ただ、流石にTOEIC対策だけでは飽きてしまっていたので、英会話学校に通い始めたりしました。

 

私は結構色んなスクールを見に行って通ったり(ベルリッツやGABA、ECC等)、オンライン英会話をやったりと色々試しましたが、イギリス英語のちょっとハイソな感じの発音がすごく好きだったので、シェーン英会話教室に週2回通っていました。

 

シェーンだけだと流石に時間的にも金銭的にも毎日通うのは難しかったので、これに加えて安価に始められるDMM英会話で自宅から更に週2回程短時間で英会話をやっていました。

 

 

私はジュード・ローやヒュー・グラント、グウィネスパルトロウが好きで、イギリス英語への明確な憧れがあったのでシェーンを選びましたが、皆さんにあった英会話教室を選ぶのが良いと思います。(別で紹介しますが、実際これ以外にも何箇所か通いました)

 

第三段階:TOEIC800点台→海外で仕事ができ、900点台(話せる実感あり)

やったこと:

  • オンライン英会話毎日(DMM等)
  • ネイティブスピーカー英会話週1〜2回(シェーン等)
  • 単語・熟語学習
  • 文法学習
  • TOEIC対策・受験(2ヶ月1回程度)

 

2011年から勉強を初めてここまでで大体4年ほどでしょうか。外資コンサルを辞めて転職した先で初めてグローバルプロジェクトを任せていただき、海外事業の現地メンバーと多く関わることが出来るようになり、日常的に英語でのコミュニケーションを仕事でするようになりました。

 

こうなってくるとそもそも嫌でも英語を使うようになるので、完全に切っても切り離せない状態になります。

 

ただし、この時もTOEICの勉強も英会話もずっと続けていました。というのも1週間サボったりすると脳みそがリセットされてしまい、完全に日本語脳に戻るため、仕事でキャッチアップできなくなってきます。

 

まだまだ英語へのトランジションが中途半端な状況なので、英語脳をキープするために引き続き勉強は毎日では無いものの続けていました。

 

この時は既にミーティングも英語で自分が会話をリードできるようになるまでになってましたし、冗談を言えるレベルにもなっていましたが、更に表現の幅を広げる、とか更にTOEICでハイスコアを狙うというところから単語学習と文法を更に追加でやっていました。

 

ここまでくると海外旅行に行っても現地の人とも楽しく話ができ、リアルな情報を会話の中から得られたり等、色々実益を感じられるようになってきていました。 

 

 

いかがでしたでしょうか。本日はちょっと長くなってしまいましたが、私が実際にTOEIC300点台から現在に至るまでのロードマップということで実践していた事を紹介させていただきました。

 

これが正解では無いですが、一つの事例として参考にしていただければと思います。

 

K

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【独学英会話】英語を習得する上で意識していた3つのこと

英語習得に近道は無いので全力投球で取り組んでください 

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(*この記事は2020年1月21日に更新されました)
英語を習得する上で、私がTOEIC300点程から4年で800点台をコンスタントに取れるようになり、海外で仕事が出来るようになるまでに非常に強く意識していたことがいくつかあります。

今日はそのうち特に強く意識していた3つのことを紹介させていただければと思います。

 

 

意識していた事のサマリ

まず繰り返しますが、英語を習得する上での近道はありません。先日ブログでも記載しました通り30キロマラソンを15キロマラソンに変えることは天才でもない限り、基本的には出来ません。

 

knewyorklife.hatenablog.com

 

ただし、30キロマラソンを普通に走ったら3時間掛かるのをあの手この手を使うことで2時間や1.5時間にすることは出来ます。

 

そしてこれを確実に実行する為にまず持つべき考えは

 

一極集中で向き合い、自身で創意工夫しながら習得する

 

ということです。

この一極集中、創意工夫を実現するために私が意識していた3つの事とは以下になります。

 

  • 時間とお金の投資を惜しまない
  • 飽きたら色々やってみる
  • 最終的には英会話を意識してやること

 

最終ゴールイメージとしてどうなりたいかに依存する部分はありますが、私は本気で英語を習得したいと思って勉強をやっていく中で、上記の3つが自然とマラソンを速く走るためのやり方なんだと気づいて意識して実践していた事柄になります。

 

実践1:時間とお金の投資を惜しまない

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これは非常にシンプルだと思います。時間とお金はかけた分だけリターンはあります。

まず時間に関してですが、これは非常にわかりやすい話で英語の勉強をする時間は費やしたら費やした分だけ伸びます。

 

私は当時の会社が外資コンサルで日に13時間以上働くという超絶ブラックな環境でしたが、それでも通勤時間は必ずTOEICの本を読み、家に帰ってからもやれるだけ勉強していました。(平日は2-3時間、休日は5-6時間)

 

仮に飲み会などの誘いがあっても、いつか海外で仕事をしている自分をイメージし、必要ない飲み会は行かずにその実現のためだけに休日も含めて使える時間は全て費やしました。

 

もちろん人によって生活の優先度はあると思うので、ご自身の判断に依存しますが、このくらい大胆な事をやらないと目標を最短で達成するのは難しいと思います。

(目の前の飲み会よりも海外で仕事が出来ている自分を想像してみてください)

 

また、教材に関しては色んな情報源から情報収集し、きちんと時間を掛けて品定めをした上で自分にあったものか試すことをおすすめします。

それにより結果的に教材に対する愛着も湧きますし、長続きするものだと思います。

 

アマゾンの星評価だけを見てノリでポチっと買ってみたら、結局終わらずじまいの教材だらけになってしまったみたいな事はよくある話だと思います。

(私もそうする中で徐々に全部進めていたので、それもそれで良いと思いますが) 

 

良質な教材はきちんと見定めつつ、仮に高い教材だとしてもケチらずに購入して、試してみる。ということかなと思います。

 

また、英会話教室に関しても安い英会話だけでネイティブスピーカーと話す機会がなく、英語を第二言語としている国の人だけと25分程度話をしていても間違いなくアメリカ人と対等に話せるようにはなりません。

 

多少高くても目的を達成するために、ここぞというタイミングからはネイティブスピーカーの人達とガンガン話をする機会を自分で作りに行くべきです。

 

この他みんながみんな出来ることでは無いですが、お金も時間もあるのであればマラソンを最速で走り切るために思い切って留学するとか良いと思います。

 

 

実践2:飽きたら色々やってみる

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英語の勉強といっても英会話、英文法、単語学習、TOEIC対策等、やることは多岐にわたります。TOEIC対策だけをやっていたら、きっといずれ飽きてくると思います。人間誰しも単調な事をやっていたら飽きるので、これは仕方ないと思います。

 

飽きてるにも関わらず、ガッツで継続し続けるのは、あまり現実的ではないと思うので、そういう時は一回TOEIC対策はお休みして英会話をやるとか別の事をやる時間を積極的に作るのも良いと思います。

 

何をやるにしても結果的に身につくはずなので、飽きたら別のことも積極的にやるようにしてみてください。

 

 

実践3:最終的には英会話を意識してやること

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なんだかんだ英語というのは最終的には話せて初めて成長を本当に実感するものですし、話すことがこの記事を読んでいる方の最終ゴールだと思います。

 

なので、ある程度のところまで実力がついたと思ったら、とにかく英語を話す機会をたくさん作ってください。

 

私の場合ですが、TOEIC600くらいから週1回フィリピン英語をやり、TOEIC700を超えたあたりからは毎日25分フィリピン英語、それに加えて毎週土日にネイティブスピーカーの先生と約45分ずつ英会話の授業をしていました。

 

なので、時期にもよるのですがざっくり計算してみると英会話のみで

 

25分 ☓ 5回 + 45分 ☓ 2回 = 215分 ☓ 52週 (1年) ÷ 60分

 

186時間ほど1年間で英会話をしていたことになります。

 

それでもTOEIC800超えた後もスラスラしゃべれるわけでもなく、正直英語力がついたという実感はありませんでした。あーとかうーとか言いながらでした。

 

また、これは今でも感じることですが、ブランクがあると無意識のうちに英語脳が消えていくので英語脳が消えないように英会話の頻度は減らさないようにしましょう。

 

私もそうでしたが、話したくない日もきっとあると思います。でも、そんな中でも英語を話すことで、英語を話すことが普通の事になってきます。

慣れというのはどんな事をする上でも非常に重要な感覚です。

 

英語上達完全マップ―初級からTOEIC900点レベルまでの効果的勉強法

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というわけで、本日は英語を習得する上で私が意識していた重要だと思うこと3つを紹介させていただきました。

 

英語習得に近道はありませんが、走る速さは自分で工夫次第で調節出来ます。

自分のゴールイメージに最速でたどり着けるように頑張ってみてください。

 

K

【独学英会話】社会人が英語の勉強を始める為におすすめしたいやるべきこと

英語の勉強を始める、もしくはやっている時にすべき習慣

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(*この記事は2020年4月13日に更新されました)

 

本日は英語の勉強を始める、もしくはやっていく中で英語学習そのものと同時に念頭に置いておくべきこと、習慣化した方が良いことを紹介します。

 

 

英語学習における残念な現実

ひとつ最初に現実として私自身の経験から申し上げられることとして

 

「英語を習得するのに近道は無い」

 

ということです。これまでホントに色んな方々が同じようなことを言ったり書いたりしていたかと思いますが、実際ホントにそうだと思います。

 

ある程度才能でカバーできる部分はありますが、全員が全員天才ではないですし、30キロマラソンを距離を変えて15キロにするのと同じような事です。

 

ただ一方で、走る距離自体は変えられないものの、ドーピングしたり、筋力支援サポーターを使ったり、友達に抱えてもらったり、または車を買って走ったりとゴールへの到達の仕方に制約はありません

 

なので、ご自身のアクセルの踏み方次第で速度を調整することは可能だと思っています。そこはご自身のできる範囲で合ったやり方を見つけていくのが一番良いかなと。

 

いずれにせよ頭の中に入れるべき話として「英語を習得するのに近道は無い」ということです。

習得出来たと感じられる為には決められた学習量というものがあると思います。それに対して時間とお金、集中力の費やし方次第で到達までの速度を変えられるということになります。

 

 

ゴールイメージを明確にすること

上記の前提を踏まえた上で次に頭に焼き付け、習慣化すべき事項は以下の2点です。

 

  1. 自分のゴールイメージを明確にする
  2. いつまでに実現するのかを明確にする

 

ここでいうゴールイメージというのは自分が英語を使って、どんなふうになりたいのか最終形のイメージとそれに伴うアクションプランです。

例えば、

 

  • 海外旅行で現地の人とスラスラ話ができるようになりたい。
  • TOEIC900点以上取って履歴書の武器として書きたい。
  • 海外で仕事ができるレベルに英語が話せるようになりたい。
  • 人に英語を教えられる様になりたい。

 

などがゴールイメージです。これはどちらかというと最終的に自分がどこを目指すのかを定義するということなのですが、これをせず闇雲に進めてもだらだらなってしまうので明確になりたい姿をイメージされることをおすすめします。

これを決めた上で、自分の中でどのようにそこに到達するのかを細分化してアクションアイテムを決めていきます。

 

例えば、先ずはTOEIC600点、そこから英会話をはじめて会話を強化し、年1回英語圏に海外旅行してみてそこで腕試しをしてみる。など。

 

また、もう一つ重要なのは「いつまでにやるのかを明確にすること」です。

”いつまでに”がない目標はほぼ到達できない目標と考えても良いくらいだと思います。そのくらい我々は物事を都合よく解釈し、ま、いっかと判断してしまいます。

本当に目標達成したいと思うのであれば、いつまでにやるのかも必ず明確にすべきです。

 

で、これを実行していき日々ご自身のパフォーマンスを見ていくということになるのですが、更に加えて重要なのはフレキシブルにアクションアイテムを変化させていくということだと思います。

 

なりたいゴールイメージやいつまでやるかというところは基本的に変えない方が良いですが、アクションアイテムはその場の状況や、違うなと思った場合に柔軟にやり方を変えてみてください。

 

私のやってきたゴールイメージ設定とそこまでの道のり

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ちなみに私自身は先日のブログでもご紹介したとおり、2010年、2011年辺りに仕事で自分の英語のできなさ加減に落胆し、

 

knewyorklife.hatenablog.com

5年掛けて海外で仕事できるチャンスを掴むと決めて

 

 1年目:2010年にはじめてイギリスに行き(当時TOEICは300点くらい)

      ↓

 2年目:TOEIC 600点を目標

      ↓

 3年目:TOEIC 700点が目標(ここらへんから英会話も加速させた)

      ↓

 4年目:2014年の終わり頃にTOEIC800点台を取得

      ↓

 5年目:2015年に現職で海外を飛び回る生活(TOEIC900点台)

      ↓ 

 7年目:2017年にニューヨークに赴任決定

 

という流れでなりたい姿に到達しました。もちろんやっていく中で更に大きな目標を見つける等すると思うので、そういった場合は目標そのものや期限の見直しが必要な場合もあります。

 

重要なのは常に到達すべきポイントがあり、そこに対して出来てる出来ていないを見極めつつ、モチベーションを維持しながら進めることです。

 

 

モチベーション維持策も重要

モチベーションを維持自体は何でも良いと思いますが、半年や1年で終わるような短いものではなく、道のりが大変なのは間違いないので、モチベーション維持策もきちんと検討した方が良いと思います。

 

私はモチベーション維持と勉強の成果の検証、それとご褒美を兼ねて2010年からは必ず毎年英語圏のどこかの国に行っていました。

 

海外で実際生の会話をすることによって更にゴールイメージまでの距離感が明確になりますし、何より英語を話す楽しさを日本にいる環境とは全く違った環境で体感出来るため、私には非常に有効なモチベーション維持策でした。

 

義務感に縛られない環境下で英語が楽しいと思えることが非常に重要です。毎年英語がうまくなってより喋れるようになる自分を実感できますし。

 

 

というわけで英語の勉強をするにさしあたり、した方が良いことということで私なりの意見を共有させていただきました。

 

道半ばの方でも今最終ゴールイメージが無く、直近のゴールしかない状態で進めているようでしたら、最終ゴールイメージが何で、そこまでに何個の途中経過となる小さなゴールを作るのかをもう一度検討してみるのが良いかなと思います。

 

K

 

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【独学英会話】ニューヨークの人との英会話は世界一難しい?

ニューヨークで英語を話せたら世界のどこでも英語を話せると思う

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(*この記事は2020年1月19日に更新されたものです)

世界のいくつかの場所で仕事をしたり、旅行で現地の人と話をしたりという私がこれまで経験してきた中で思ったこととして、ニューヨークで英語を話すことは世界で一番むずかしいということがあります。

 

もしあなたがニューヨークで英語を話すことが出来ていると感じるのであれば、それは「=世界のどこに行っても英語が通じる」ということが言えると思います。(もちろん英語が通じる場所で)

 

 

なぜニューヨークで英語を話すのが難しいと感じるか?

そもそも「英語を話す」という定義を明確にしておくと、

 

どんなトピックであっても話し相手が話ししていることがきちんと聞き取れ、理解できて、自分の伝えたいことがある程度のターンアラウンドタイムで返答できること。

 

とします。この前提を踏まえた上で、なぜニューヨークで英語を話すことが難しいと考えるかというと

 

  1. そもそもアメリカ人の英語は難しい
  2. 世界で最も多様な人種が英語を話している
  3. ニューヨークの人は話すスピードが早い

 

といったことから難しいと感じます。

人によっていろんな見方があると思いますが、私自身の経験からアメリカ国内であればLA、サンフランなどの西海岸、中西部、中南部、東海岸もボストンからフロリダ、アメリカ国外でもカナダのトロントやバンクーバー、イギリス、フランスも仕事等で行き、英語で会話をする機会がありましたが、ニューヨークの英語は今でも一番むずかしいと思います。

 

そもそもアメリカ人の英語は難しい

アメリカ人の英語は難しいです。少し考えているとそんなのは当たり前の話で、想像してみるとわかるのですが、「ネイティブな日本人との会話」「日本語を第二言語として勉強した日本人以外の人との会話」ではどちらが難しいと感じるでしょうか?

 

答えは圧倒的に前者だと思います。日本人は日本語を生まれてから使い、日本語で教育されているので文法、表現力、単語、スラング等様々な言語表現がナチュラルに身についています。人によっては大学、大学院で論文を書くレベルに何かに精通していたりもするのでそれだけ高度な表現を日本語で行うことが出来ます。

 

アメリカ人にとっての英語もこれと同じで、そういった背景からそもそもアメリカ人との英語での会話は他の英語を第二言語とする国(例えばフィリピン)とは圧倒的にレベルが違います。

 

 

世界で最も多様な人種が英語を話している

これも他の国、地域と比較してかなり顕著だと思います。他にも多民族国家や多民族な地域はありますが、ニューヨーク程多種多様な場所は世界のどこにもないと思います。

 

私もニューヨークに来て初めて友達になった人はスウェーデン人でしたし、最初に住んだアパートは約40棟くらいのこじんまりしたアパートでしたが、アメリカ人、スウェーデン人、ドイツ人、イギリス人、インド人、中国人、韓国人、日本人等の家族が住んでいたところでした。

 

というくらい、ニューヨークにおけるコミュニティはアメリカ人だけで成り立っているものではないのです。

 

そんな中でナチュラルなアメリカ人、ヨーロッパ系の人、アフリカ系の人、アジア系の人、ヒスパニックの人など、それぞれの国の第一言語のアクセントを持った人達と日々英語で会話をするので、同じ英語でもとにかく様々な発音を聞くことになります。

(個人的には特にアフリカ系の発音のエボニクスというアクセントが未だに苦手で正直聞き取れずに聞き返すことがかなり多いです。)

 

エボニクス

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%92%E4%BA%BA%E8%8B%B1%E8%AA%9E

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ニューヨークの人は話すスピードが速い

色んな州の出身者がいますし、もちろんこれも人によるのですが、これはアメリカ出身の人に限った話で、ニューヨーク出身ですという人の英語は相対的にスピードが速い印象です。ホントに圧倒的に速いです。

 

レストランの注文などを取ってもらう時に大体挨拶から入り、今日は元気?何かいい事あった?とか聞かれるんですが、早すぎて聞き取れないことが多かったです。

 

シカゴやボストンなど他の都市の出身の人と話をしても明らかにスピードが違うといつも感じます。(ただ、テキサスの人も比較的速くて訛りが強いので聞き取りづらい)

 

私自身も未だに全ての人の話の単語を100%拾い切れているわけではないですが、それでも話の骨子を理解して会話をすることは難なく出来ています。

 

そしてもちろん他の国や地域に行った時は耳がニューヨークでの水準になっているので、比較的楽に英語で会話することが出来ます。(むしろ第二言語として英語を使ってる人ならば遜色無い、もしくは会話を優位に進めることも出来ます)

 

 

なので、こういったことを踏まえて、もしあなたが英語を勉強をしようと考えている、または勉強しているという状況であれば、ニューヨークに旅行してみる、留学してみる、ニューヨーク出身者と友達になってみる等してみるのがご自身の立ち位置を確認する上でのベンチマークとしてだけでなく、英語力を引き上げる為のサポートとしても有効かなと思います。

 

K

 

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